コラム

楽天キャッシュ改悪で何が変わる?2026年8月以降の楽天Edyチャージ上限と対策

2026年8月1日から、楽天Edy残高を楽天キャッシュへチャージできる1ヶ月あたりの上限が、100,000円から10,000円へ大幅に引き下げられます。

毎月10,000円を超えて楽天Edyから楽天キャッシュへチャージをしていた方にとっては、大きな改悪といえるでしょう。

ただし、楽天キャッシュや楽天Edyのサービスが終了するわけではありません。楽天カードや銀行口座からのチャージ、楽天Edy加盟店での支払いなどは、2026年8月以降も利用できます。

この記事では、楽天キャッシュ改悪の具体的な内容や影響を受ける方、2026年8月以降に利用できる代替チャージ方法を紹介します。

楽天キャッシュ改悪で何が変わる?2026年8月からの変更点

楽天Edyと楽天キャッシュの公式サイトでは、2026年7月1日に、楽天Edy残高から楽天キャッシュへのチャージ上限を変更すると発表されました。

変更前後の上限は、次のとおりです。

項目2026年7月31日まで2026年8月1日以降
1ヶ月あたりのチャージ上限100,000円10,000円
1回あたりのチャージ上限50,000円10,000円

参考:楽天Edyから楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)への月間チャージ上限額の変更について

2026年8月1日から月間上限が10,000円に変更

2026年8月1日以降、楽天Edy残高から楽天キャッシュへチャージできる金額は、1ヶ月あたり10,000円までになります。また、1回あたりのチャージ上限も、50,000円から10,000円へ引き下げられます。

月間上限は、毎月1日から末日までに行ったチャージの合計額で判定されます。

たとえば、月の初めに5,000円をチャージした場合、その月に追加でチャージできる金額は5,000円です。複数回に分けてチャージしても、毎月1日から末日までの合計額が10,000円に達すると、それ以上はチャージできません。

今回の改悪で変わらない点

今回の変更は、楽天Edyから楽天キャッシュへチャージする際の上限に限られます。

次のサービスや機能は、今回のチャージ上限変更による直接的な影響を受けません。

  • 2026年7月31日までにチャージした楽天キャッシュ残高
  • 楽天キャッシュ残高を楽天ペイなどで利用する機能
  • 楽天Edy加盟店での支払い
  • 楽天カードから楽天キャッシュへチャージする方法
  • 銀行口座から楽天キャッシュへチャージする方法
  • セブン銀行ATMやローソン銀行ATMからの現金チャージ
  • ラクマ売上金からのチャージ
  • 楽天ギフトカードからの受け取り
  • 楽天キャッシュから楽天Edyへチャージする反対方向のルート
  • 楽天証券で楽天ペイ残高を使って投信積立をするサービス
  • 楽天ペイのポイント還元制度

2026年7月31日までに楽天Edyから楽天キャッシュへチャージした分は、8月1日以降もそのまま使えます。金額が減らされたり、7月末で利用できなくなったりすることはありません。

楽天キャッシュ改悪の影響を受ける方

今回の変更による影響は、楽天Edyから楽天キャッシュへ毎月いくらチャージしているかによって異なります。

毎月10,000円を超えて楽天Edyからチャージしている方

楽天Edyから楽天キャッシュへ毎月10,000円を超えてチャージしている方は、今回の上限変更による影響を受けます。

これまでの月間チャージ額2026年8月以降も楽天Edyからチャージできる額不足する金額
5,000円5,000円0円
10,000円10,000円0円
20,000円10,000円10,000円
30,000円10,000円20,000円
50,000円10,000円40,000円
100,000円10,000円90,000円

たとえば、これまで楽天Edyから毎月50,000円をチャージしていた方は、2026年8月以降、40,000円分を楽天カードや銀行口座など別の方法で用意する必要があります。

楽天Edy経由のポイント還元ルートを使っている方

楽天Edyを経由して楽天キャッシュへチャージし、クレジットカードのポイントを上乗せしていた方も影響を受けます。このルート自体が使えなくなるわけではありませんが、2026年8月以降に利用できる金額は月10,000円までに制限されます。

代表的な方法は、楽天カードから楽天Edyへチャージし、楽天キャッシュへ移してから楽天ペイで支払う流れです。

楽天カードから楽天Edyへチャージ0.5%
楽天Edyから楽天キャッシュへチャージ0%
楽天キャッシュを楽天ペイで使う最大1.5%
合計最大2.0%

楽天カードから対象の楽天Edyへチャージすると、200円につき1ポイントが付くので還元率は0.5%です。楽天Edyから楽天キャッシュへ移す段階ではポイントは付きませんが、楽天キャッシュを楽天ペイで使うと最大1.5%が還元され、合計還元率は最大2.0%です。

楽天カードや銀行口座からチャージした楽天キャッシュを楽天ペイで使う通常の方法は最大1.5%なので、楽天Edyを経由すると最大0.5ポイント上乗せできます。

また、楽天Edyへのチャージで1.2%のポイントが付くリクルートカードのVisaまたはMastercardを利用する方法もあります。

ただし、2026年8月以降に楽天Edyから楽天キャッシュへ移せる金額は月10,000円までとなるので、楽天カード経由で通常ルートより上乗せできるポイントは月50ポイント相当、年間では最大600ポイント相当となります。

これまで毎月上限の100,000円までチャージしていた場合、楽天Edy経由でチャージできる年間上限は、1,200,000円から120,000円へ縮小します。年間換算では、チャージできる金額が1,080,000円少なくなる計算です。

参考:【重要なお知らせ】楽天キャッシュの楽天ポイント進呈ルール変更に関するご案内

楽天Edyからチャージした楽天キャッシュを楽天証券の投信積立に使っている方

楽天Edy残高を投信積立に直接使うことはできませんが、楽天Edyから楽天キャッシュへチャージすれば、その残高を楽天証券の投信積立に利用できます。

楽天証券では、楽天ペイ残高を使った投信積立を月50,000円まで設定できます。今回の改悪で、投信積立の上限が変更されるわけではありません。

ただし、2026年8月以降、楽天Edyから用意できる楽天キャッシュは月10,000円までとなるので、月50,000円を積み立てる方は、残り40,000円を楽天カードや銀行口座などからチャージする必要があります。

楽天キャッシュ改悪の影響を受けにくい方

すべての楽天キャッシュ利用者が、大きな影響を受けるわけではありません。

楽天Edyからのチャージが月10,000円以内の方や、楽天カードや銀行口座からチャージしている方は、2026年8月以降もこれまでと大きく変わらない使い方ができます。

楽天Edyからのチャージが月10,000円以内の方

楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージ額が毎月10,000円以内であれば、2026年8月以降もこれまでと同じ方法でチャージできます。

たとえば、毎月5,000円程度を楽天Edyからチャージし、楽天ペイで使っている方は、これまでと同じ方法を続けられます。

ただし、楽天ペイの利用額が増える可能性がある方は、楽天カードや銀行口座など、ほかのチャージ方法も確認しておくと安心です。

楽天カードや銀行口座からチャージしている方

楽天カードや楽天銀行を含む銀行口座から楽天キャッシュへチャージしている方は、今回の上限変更の直接的な対象ではありません。

楽天カードや銀行口座などから楽天キャッシュへチャージする場合、通常の上限は1回50万円、1ヶ月50万円です。

楽天カードからは、楽天ペイアプリを使って手動でチャージできるほか、残高キープチャージも設定できます。残高キープチャージを設定すると、楽天キャッシュが指定した金額を下回った場合に、不足分が楽天カードから自動的にチャージされます。

クレジットカードを使いたくない方は、銀行口座からのチャージも利用できます。楽天銀行を含む350以上の金融機関に対応しています。

参考:楽天キャッシュ ルール

楽天Edyをそのまま店舗で使っている方

楽天Edy残高を楽天キャッシュへ移さず、楽天Edy加盟店でそのまま支払っている方は、今回の上限変更による直接的な影響を受けません。

楽天キャッシュへチャージする目的がなく、普段利用する店舗が楽天Edyに対応している場合は、無理に楽天キャッシュへ移す必要はありません。楽天Edy残高をそのまま店舗で使えば、チャージ方法を切り替える手間もかかりません。

ただし、楽天Edyと楽天ペイでは、利用できる店舗やポイント還元の条件が異なります。楽天Edyのまま使う場合は、利用する店舗が楽天Edyに対応しているか、支払い前に確認してください。

参考:楽天Edyから楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)への月間チャージ上限額の変更について

楽天キャッシュ改悪に備える対策

2026年8月以降は、楽天Edy経由のチャージを月10,000円まで利用し、月10,000円を超える分を楽天カードや銀行口座などからチャージする方法が現実的です。

主なチャージ方法の違いは、次のとおりです。

チャージ方法主なメリット主な注意点向いている方
楽天カード操作が簡単、オートチャージ対応チャージ時の通常ポイントは付かない楽天カード利用者
銀行口座カード不要、対応金融機関が多い一部口座は本人確認が必要預金から直接チャージしたい方
セブン銀行・ローソン銀行ATM現金でチャージできるチャージによるポイントは付かないカードや口座を登録したくない方
ラクマ売上金売上金をそのまま使えるラクマ利用者に限られる不用品を販売している方
楽天ギフトカードコンビニで購入できる受取額が券面額の97%現金や特定の決済方法で購入したい方

楽天カードからチャージする

楽天カードを持っている方は、楽天ペイアプリでチャージ元を楽天カードに設定し、必要な金額を直接楽天キャッシュへチャージできます。

また、オートチャージ(残高キープチャージ)を設定すると、楽天キャッシュ残高が設定金額を下回った際に、不足分が楽天カードから自動的にチャージされます。

ただし、楽天カードから楽天キャッシュへ直接チャージした時点では、通常ポイントは付きません。楽天キャッシュを対象サービスで利用した際に、200円につき1ポイントが進呈されます。

少しでもポイント還元を上乗せしたい方は、月10,000円までは楽天カードから楽天Edyへチャージし、それを超える分を楽天キャッシュへ直接チャージする使い分けが考えられます。

楽天銀行やその他の銀行口座からチャージする

楽天キャッシュは、楽天銀行を含む350以上の金融機関の口座からチャージできます。

クレジットカードを持っていない方や、預金残高の範囲内で利用したい方に向いています。

楽天銀行以外の金融機関からチャージする場合は、事前に本人確認が必要です。本人確認の完了まで最大5日ほどかかる場合があるので、すぐにチャージしたいときは注意しましょう。

銀行口座からのチャージ手数料は無料です。必要な金額だけチャージすれば、クレジットカードを使いすぎる心配も抑えられます。

セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMから現金でチャージする

楽天キャッシュは、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMから現金でチャージできます。

楽天ペイアプリがあれば、クレジットカードや銀行口座を登録しなくても利用可能です。カードや口座情報をアプリに登録したくない方や、手元の現金を楽天ペイで使いたい方に向いています。

参考:楽天ペイ残高にチャージする

ラクマの売上金からチャージする

楽天ラクマで商品を販売している方は、売上金を楽天キャッシュへチャージできます。

不用品販売や物販でラクマを利用している方は、売上金の使い道として活用しやすいでしょう。

楽天キャッシュの本人確認が完了している場合は、ラクマでの取引完了後、売上額が楽天キャッシュのプレミアム型へ自動的にチャージされます。

楽天ギフトカードから楽天キャッシュを受け取る

楽天ギフトカードは、コンビニなどで購入し、楽天キャッシュを受け取れる商品です。

ただし、現行の楽天ギフトカードは、券面額と受け取れる楽天キャッシュの金額が異なります。

楽天ギフトカードの券面額受け取れる楽天キャッシュ
1,500円1,455円
3,000円2,910円
5,000円4,850円
10,000円9,700円
20,000円19,400円
30,000円29,100円

楽天ギフトカードは、券面額の97%分に相当する楽天キャッシュを受け取る仕組みです。たとえば、10,000円の楽天ギフトカードを購入しても、受け取れる楽天キャッシュは9,700円分となります。

現金で楽天キャッシュを用意したい方には選択肢になりますが、受け取れる金額は券面額より3%少なくなります。

参考:【重要】「楽天ギフトカード」商品仕様変更のお知らせ(2025/12/1更新)

楽天キャッシュ改悪に関するよくある質問

楽天Edyからのチャージ上限はいつリセットされますか?

楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージ上限は、毎月1日にリセットされます。

月間上限は毎月1日から末日までの合計額で判定され、翌月1日になると再び10,000円までチャージできます。チャージした日から30日後にリセットされる仕組みではありません。

複数回に分ければ月10,000円を超えてチャージできますか?

複数回に分けても、月10,000円を超えてチャージすることはできません。

月間上限は、複数回に分けてチャージした場合も合計10,000円です。たとえば、5,000円ずつ2回チャージすると、その月はそれ以上チャージできません。

2026年7月中にチャージした楽天キャッシュは使えますか?

2026年7月中に楽天Edyから楽天キャッシュへチャージした分は、8月1日以降も引き続き使えます。8月1日になった時点で残高が減額されたり、使えなくなったりすることはありません。

楽天キャッシュから楽天Edyへのチャージ上限も変わりますか?

今回変更されるのは、楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージです。楽天キャッシュから楽天Edyへのチャージは、今回の改定対象ではありません。

1ヶ月あたりの上限1回あたりの上限
楽天Edyから楽天キャッシュ10,000円10,000円
楽天キャッシュから楽天Edy1,000,000円25,000円

楽天Edyからチャージした楽天キャッシュは出金できますか?

楽天Edyからチャージした残高は、出金できない楽天キャッシュ基本型となります。

楽天キャッシュ基本型は、銀行口座への出金や現金での払い戻しができません。2026年7月中に事前チャージする場合も、実際に使う予定がある金額に抑えましょう。

楽天ペイの還元率も2026年8月から下がりますか?

今回変更されるのは、楽天Edyから楽天キャッシュへのチャージ上限です。楽天ペイの還元率は、今回の改定による変更対象ではありません。

2026年7月時点では、楽天ペイ残高によるコード・QR・セルフ払いで最大1.5%が還元されます。

最大1.5%の適用には、判定期間中に対象の楽天ポイントカードを2回以上提示し、ポイントを獲得する必要があります。条件を満たさない場合の還元率は最大1.0%です。

楽天証券の楽天キャッシュ積立は停止されますか?

楽天証券の楽天ペイ残高による投信積立サービスは停止されません。月50,000円の積立上限も、今回の変更対象ではありません。

ただし、楽天Edyから楽天キャッシュへチャージできる金額は月10,000円までになります。残り40,000円は、楽天カードや銀行口座などから楽天キャッシュへチャージする必要があります。

まとめ|楽天Edy経由は月10,000円までにしてチャージ方法を使い分けよう

2026年8月1日以降、楽天Edyから楽天キャッシュへの月間チャージ上限は、100,000円から10,000円へ引き下げられます。

これまで楽天Edyから毎月10,000円を超えて楽天キャッシュへチャージしていた方への影響は大きいでしょう。

2026年8月以降は、ポイント還元が受けられる楽天Edy経由を月10,000円まで活用し、それを超える分は楽天カードや銀行口座などからチャージする方法が現実的です。

楽天証券の投信積立を利用している方は、残高不足にならないように、楽天カードの残高キープチャージの設定や銀行口座からのチャージ方法も確認しておきましょう。

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